20回SIG-AGI
開催案内

開催日時:2022年315日() 

会場:オンライン

参加費:無料

参加登録:https://www.ai-gakkai.or.jp/sig-system/sigusers/add/agi/agi20

(前日までに登録いただいたメールアドレスに参加情報をお送りします。)

資料ダウンロードURL: https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsaisigtwo/2022/AGI-020/_contents/-char/ja

招待講演:高橋恒一 (理研

講演タイトル:科学AIの自律性レベル設定

概要:科学技術研究は長期的なAIの応用先の中でも最も波及効果が大きいと見込まれる分野の一つである。AIを一種の自動化技術として捉えた場合、その効用は人間の操作や指示をいかに減らすかあるいは簡略化出来るかと比例する。従って、科学AIの効用はその自律性と深く関係すると考えられる。本講演では、米国SAE(自動車技術会)が示した自動運転のレベル設定にヒントを得て、実験科学分野を念頭に置いた科学AIの自律性レベルの設定を提案する。また、汎用AIを含むAI研究の長期的な発展との関連を、科学研究における過去および最近の具体的なAIの応用例とともに議論する。

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汎用人工知能(AGI: Artificial General Intelligence)は人間のように十分に広範な適用範囲と強力な汎化能力を持つ人工知能の開発を目指す研究領域です.2010年以前には、その実現は極めて困難と見られていましたが,その後の深層学習技術の進展などを契機として開発が活性化しました.未だ投資価値の高い研究領域ではありますが,イノベーションが期待されており,2020年代にはいりその研究活動は一段と加速しています.当汎用人工知能研究会は、本分野の研究振興を支える母体として,2015年に創設され、継続的に活動しています.

プログラム:

14:00-14:05 オープニング

14:05-14:35 一般講演(ロング)SIG-AGI-020-01
江村憲夫フリー
人工頭脳の実現に向けて

14:35-14:50 一般講演(ショート)SIG-AGI-020-02
荒川直哉全脳アーキテクチャ・イニシアティブ
生物学的妥当性に配慮した複合学習器実装の試み

14:50-15:20 一般講演(ロング)SIG-AGI-020-03
一杉裕志、中田秀基、高橋直人、竹内泉産業技術総合研究所)、佐野崇(東洋大学)
汎用人工知能のためのプログラム合成対象言語 Pro5Lang のエピソード記憶機構

15:20-15:30 休憩

15:30-16:30 招待講演  SIG-AGI-020-04
高橋恒一(理化学研究所)
科学AIの自律性レベル設定

16:30 クロージング

問い合わせ先:汎用人工知能研究会(sig-agi [at] nii. ac. jp)

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人工知能学会 汎用人工知能研究会 (http://www.sig-agi.org/sig-agi/)
主査 :山川 宏(全脳アーキテクチャ・イニシアティブ)
主幹事:市瀬 龍太郎(国立情報学研究所)
幹事 :荒川 直哉(全脳アーキテクチャ・イニシアティブ)
幹事 :嶋田 悟(エアロセンス)
幹事 :ジェプカ ラファウ(北海道大学)