人工知能学会創立30周年記念事業「みんなでつくる認知アーキテクチャ」成果発表会&表彰式
人工知能の急速な進展により,将来的に人類とともに歩むAIの姿を模索するために,その開発自体を開示していくことの意義が高まっています。こうした背景からAI学会においてもオープンなAI開発を促進する姿勢を打ち出していく社会的意義は高いでしょう。そこで,汎用人工知能研究会(SIG-AGI)はNPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブの協力を得つつ、多くの技術者やエンジニアがAI開発へ参入するしきいを下げて参入を促進するためのイベント「みんなでつくる認知アーキテクチャ」を創立30周年記念事業の一環として進めています。
先日10月8日から10日の3日間にわたり慶應義塾大学日吉キャンパスにおいて、11チームからなる第2回全脳アーキテクチャハッカソンを行い、その中から栗原聡氏を委員長とする審査委員会にて、優秀な4チームを選抜しました。
そこでこの度、汎用人工知能研究会 (SIG-AGI) 特別企画として、11月11日の午前中に、選抜チームがその後改良を進めた成果発表に対して市瀬龍太郎氏を委員長とする二次審査を行い、最優秀賞一件を選定します。そして同日午後の記念式典内にて以下の様に40分間をいただいきまして授賞式等のセレモニーを実施させて頂きます。
皆様には是非とも、11月11日の10時に日吉までおいでいただければと思います。
記
【午前】汎用人工知能研究会 (SIG-AGI) 特別企画 「みんなでつくる認知アーキテクチャ」成果発表会
人工知能学会合同研究会 2016 内にて実施されます。
(参考: https://www.ai-gakkai.or.jp/sigconf/2016program/ )
日時: 11月11日(金) 10:00〜12:00
場所: 慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎中会議室
プログラム
10:00-10:10 選抜チームの紹介: 第2回全脳アーキテクチャ・ハッカソン報告
○高橋恒一(理化学研究所)
10:10-10:15 審査にあたって
○市瀬龍太郎(国立情報学研究所)
10:15-10:40 「危険回避」認知アーキテクチャ
○ 森本俊亨 (慶應義塾大学), 大瀧貢(富士通)
10:40-11:05 複数のゲームにおけるcontinual learning
○野口裕貴 (慶應義塾大学)
11:05-11:30 Free EnergyによるAttention Control
○落合幸治, 都築拓(大阪大学)
11:30-11:55 Accumulatorモデルに基づく行動抑制型認知アーキテクチャ
○大澤 正彦 (慶應義塾大学), 島田 大樹 (法政大学), 芦原 佑太 (電気通信大学/クロスコンパス), 倉重 宏樹 (電気通信大学)
11:55-12:00 クロージング
○山川宏(ドワンゴ人工知能研究所)
【午後】創立30周年記念事業「みんなでつくる認知アーキテクチャ」表彰式
人工知能学会創立30周年記念式典プログラム内で行われます。
日時: 11月11日(金) 16:00〜16:40
場所: 慶應義塾大学日吉キャンパス 藤原洋記念ホール
https://www.ai-gakkai.or.jp/…/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E…
アジェンダ
16:00-16:10 創立30周年記念事業「みんなでつくる認知アーキテクチャ」について(山川宏)
16:10-16:15 記念事業 審査結果発表(市瀬龍太郎)
16:15-16:35 最優秀賞受賞者 成果発表(受賞者)
16:35-16:40 授与式(山川宏)
共催:一般社団法人人工知能学会 汎用人工知能研究会(SIG-AGI)
共催:NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ
協賛: さくらインターネット (※高火力コンピューティングを提供頂いております)
協力:㈱ドワンゴ ドワンゴ人工知能研究所